設立目的

 郊外型大型店舗の進出によりシャッター通りと化していた長浜駅前商店街は、昭和63年の株式会社黒壁の創業によって、現在では滋賀県内随一の集客数を誇る観光地に豹変しました。毎年200万人以上の来街者をお迎えしている黒壁スクエア周辺は、江戸末期から明治期の建築が数多く残っています。その歴史的景観の希少性と、黒壁が手掛けたガラス工芸とまちづくりを融合させた総合文化サービス事業が相まって、独自の魅力をもった観光地として発展し、全国の疲弊した商店街再生の希望の礎となって今日に至っております。

 黒壁の文化事業の中心施設として平成4年(1992)に開設された黒壁美術館は、醤油問屋の店舗兼住宅として使われていた江戸時代末期の商家を利用した施設で、「お座敷美術館」のコンセプトでく親しまれてきました。しかし、築後170年以上の経過による老朽化は避けられず、近年各地で多発する大規模地震を鑑み、耐震性能の脆弱性への対応は緊急を要する課題になっておりました。

 そこで黒壁地区に存在する鉄骨コンクリート造の旧ニシマサ郷土資料館内部を全面改装し、セキュリティ面の対策を十分に施したうえで、黒壁美術館が果たしてきた役割を継承する新たな文化施設として2013年7月に「長浜アートセンター」を開設する運びとなりました。

事業内容

 施設内の1階アートフォーラムでは、アート活動をする人々や団体へのスペース貸し出しを積極的に行います。2階アートギャラリーでは、アートに関連する地域コミュニティ活動の核となるべく、さまざまな企画展を開催してまいります。
ミュージアムショップでは、新進アーティストやクラフト作家の活動をサポートする為に、アートインナガハマと連携して作品の展示販売を行う予定です。

展示空間であるアートフォーラムやギャラリーでは、以下のコンセプトによる作品紹介を行います。

●伝統工芸やガラス工芸など多様なものづくりの仕事に反映された「手わざ」との出会い

●日常の街かどやアートインナガハマに散見する実力派アーティストの紹介

●街角の風景をスケッチに収めるサンデーアーティストへの展示スペースの解放

● 絵画や造形を学び、遊びの中でも表現を楽しむ子どもたちへの対応


施設概要

施設名 長浜アートセンター
所在地 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町8−22
TEL 0749-68-3007
FAX 0749-68-3007
鉄骨コンクリート造2階建て

敷地面積  499.42平方メートル
建築面積  257.32平方メートル
延床面積  494.92平方メートル
1階展示室 (アートフォーラム) 59.91平方メートル
2階展示室 (アートギャラリー)182.15平方メートル
1階ミュージアムショップ(アートプラザ)68.28平方メートル